にほんの絵本

『じゃあじゃあびりびり』擬音語とイラストだけで子どもを楽しませる小さな怪物絵本

投稿日:

- 評価 -

『じゃあじゃあびりびり』

・総合評価  

・絵    
・読みやすさ
・おもしろさ

- 対象年齢 -

  • 0さい~

-こんな人におすすめ-

  • 赤ちゃん向けのオノマトペ絵本を探しているひと
  • 小さいサイズの絵本を探しているひと

『じゃあじゃあびりびり』の
かんたんなあらすじ

じどうしゃ ぶー ぶー ぶー ぶー

いぬ わん わん わん わん

みず じゃあ じゃあ じゃあ

小さな絵本から、いろんな音が聞こえてきます。

『じゃあじゃあびりびり』のみどころ

1.色んなもののオノマトペ

わんわん、じゃあじゃあ、かんかんかん。

『じゃあじゃあびりびり』は色んなもののオノマトペからなっています。

赤ちゃんはこうしたオノマトペが大好き。

読み手の読み方ひとつで、何通りにも変化させて楽しむことのできる絵本です。

2.シンプルなのに動きのあるイラスト

シンプルなイラストも『じゃあじゃあびりびり』の見どころのひとつ。

しかもシンプルなだけでなく、しっかりと動きのあるイラストになっているところが高ポイントです。

からだを反らせてほえる犬。勢いよく流れる水。閉まる踏切と点滅信号。

単純な絵の中にある丁寧さが感じられる絵本です。

3.名前の記入欄

『じゃあじゃあびりびり』には、

このえほんは
ちゃん
のえほんです

という名前を書く欄が一番はじめのページにあります。

名前が書けるといろいろ便利で、自分の名前が分かる子どもは嬉しかったりもします。

こうした作者のこまやかな心遣いが感じられるところも、この絵本の魅力のひとつでしょう。

『じゃあじゃあびりびり』の感想

オノマトペには大きく分けて「擬音語」と「擬態語」の2種類があります。

擬音語は、動物の鳴き声や、物が出す音のオノマトペ。

  • 例:わんわん・ぶーぶー・

いっぽう擬態語は、人の気持ちや物の状態などのオノマトペ。

  • 例:わくわく・つるつる

『じゃあじゃあびりびり』の良いところは、擬音語だけのオノマトペでつくられているところ。

例でいうと、「わんわん」や「ぶーぶー」の方です。

擬音語は聞こえる音をそのままオノマトペにしているので、どんな人でも分かりやすいというメリットがあります。

子どもも実際にいろんな音を聞いているので、擬音語のオノマトペは親しみやすく、それゆえに楽しく読むことができるのでしょう。

『じゃあじゃあびりびり』はオノマトペ入門絵本として、小さいときから置いておきたい絵本のひとつです。

- 作品情報 -

  • 『じゃあじゃあびりびり』
  • 作:まついのりこ
  • 発行者:今村正樹
  • 出版社:偕成社
  • 発行年:1983年
  • サイズ:14cm×14cm
  • ページ:22p
  • 定価:600円+税

- ジャンル -

  • オノマトペ
  • シンプルイラスト

- テーマ -

  • 擬音語・擬声語のおもしろさ

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