にほんの絵本

『りんごかもしれない』は面白いかもしれない

更新日:

- 評価 -

『りんごかもしれない』

・総合評価  

・絵    
・はなし  
・読みやすさ
・おもしろさ

- 対象年齢 -

  • 4才から

-こんな人におすすめ-

  • ユーモアのある絵本を探しているひと
  • 大人も楽しめる絵本を探しているひと

『りんごかもしれない』の
かんたんなあらすじ

ある日、男の子が学校から帰ると、テーブルの上にりんごが置いてありました。

男の子はりんごを見て、「これはりんごじゃないかもしれない・・・」と考えはじめます。

そこから男の子の想像はどんどんふくらんで、色々な「かもしれない」を頭の中でつくっていきます・・・

『りんごかもしれない』のみどころ

・子どもの想像力

『りんごかもしれない』の男の子には名前がないので、ここでは「かも君」と呼びます。

この絵本の見どころは、なんといってもかも君の想像力です。彼はりんごひとつから、色々なことを想像してみせます。

かも君に負けずに、私たちも一緒になって、ほかの「かもしれない」を想像してみるのも面白いです。

・ユーモア

この絵本には、思わず笑ってしまうユーモアがあります。

小さい子どもでも分かる面白さもあれば、もしかすると少し大きくなった子どもでないと分からないところもあるかもしれません。

言いかえれば、年中さんから小学生くらいの子どもまで長く楽しめる絵本です。

ひねりのあるユーモアが分かるには知力も必要ですので、知育絵本としても置いておきたい一冊です。

・コマ割りのデザイン

表紙を見てもらうと分かりますが、『りんごかもしれない』はコマ割りも独特です。

ふつうの絵本には見られないページの活用で、ユニークな視点がみられます。

こうした部分も含めて、全体的にほかとは違ったセンスの本が欲しいという方にもおすすめです。

『りんごかもしれない』の感想

ヨシタケシンスケさんの処女作でもありヒット作でもある『りんごかもしれない』。イラスト×ユーモア×絵本の文体=ヨシタケシンスケというような作家さんです。

表紙で数学的なモチーフを全面的に出しているところに、子どもだけでなく大人にまで届くような射程範囲を最初から持っていたことが分かります。

細かい部分まで楽しめる絵本のひとつで、気づけば大人の方がはまってしまうかも?と思うような一冊です。

親子で楽しめる絵本なので、もし誰かにあげるならご家庭へのプレゼントとしてもおすすめ。

お子さんと一緒にぜひ読んでみてください。

- 作品情報 -

  • 『りんごかもしれない』
  • 作:ヨシタケシンスケ
  • 発行者:若月眞知子
  • 出版社:ブロンズ新社
  • サイズ:257×205mm×
  • 定価:1400円+税

- ジャンル -

  • くだもの
  • 子ども

- テーマ -

  • 想像
  • ユーモア

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